LOGO0.JPG - 8,960BYTESLOGO.JPG - 17,804BYTESLOGO2.JPG - 16,293BYTES

NATIONAL( ナショナル)/TECHNICS(テクニクス)/PANASONIC( パナソニック)

【注意事項】

 総合家電メーカーである旧 松下電器産業のオーディオブランド。1918年に松下幸之助 により設立・創業。1927年より「ナショナル」の商号を使用してきた。オーディオに関しては1970年頃から「テクニクス」ブランドを使用。現在、社名にもなっている「パナソニック」は元もとは輸出用のブランドだったが、1980年代末頃より、国内でも普及価格帯の製品に対して使いはじめ、やがて高級オーディオの衰退とともにメインのブランドとなり、「テクニクス」のほうがDJ用機器等の局所的なブランドとなった。


 アナログディスク関連では、ダイレクトドライブ式のターンテーブルが有名。その為アームにも凝った製品が多い。カートリッジについてはMM型を中心に開発を進めたメーカーであり、1970年代後半以降もMM型の高級機を出し続けた。MC型も発売したが、MM型ほど熱心ではなかった。またT4P規格はこの会社の提唱によるもの。


 1990年代初頭に純粋なオーディオ製品としては、アナログ関連から撤退したため、PANASONIC(パナソニック)名義の製品はほとんどない。逆にDJ用機器等のブランドとなった「テクニクス」名義ではその後もプレイヤーの販売が続いており、その付属品としてシェルやカートリッジも細々とだが販売されていた。2010年に一度、完全撤退が公表されたが、2014年に高級オーディオブランドとして復活した。

U1200.JPG - 12,978BYTES (2001年に発売されたDJ用カートリッジ U1200)

 また本サイトの収録範囲では、カートリッジ、アーム等で「ナショナル」ブランドの製品は無い。その他のクリーナー等BHの型番)が「ナショナル」製品だった。

 

T.カートリッジ
 半導体型やMC型も手がけたが、国内でもっともMM型に力を入れたブランドの一つであった。

 *テクニクスのカートリッジの名称は、資料により「EPC」がつけたものとそうでないものが混在するので、当サイトではすべて「EPC」をはずして表記します。
 

1.半導体型カートリッジ
 このブランドは1970年代中盤まで半導体型をラインナップに残していた。4チャンネルステレオ対応機。

95SS.JPG - 30,821BYTES 95SS-1.JPG - 29,974BYTES

(1960年代後半の95SSとその構造図)

S-450C.JPG - 10,069BYTES (450C)

  450C  460C


2.MM型カートリッジ
@205系
 テクニクスを代表するMM型の中核機種。最初のモデルは200Cで、廉価版が210Cだった。やがて205Cが登場し、以降「MK4」まで改良が続けられた。405Cは「CD-4」対応機。

S-200C.JPG - 15,500BYTES (200C)

  200C  210C  205C

S-205C-MK2H-1.JPG - 18,353BYTES S-405C.JPG - 9,054BYTES (左 205C-UH 右 405C)

  205C-U  405C

  205C-UL  205C-UH  205C-US

S-207C.JPG - 13,027BYTES (207C)

  207C  U205C MK3  205C MK3 

  205C MK4

A100系
 シェル一体型によるテクニクスの最高級機種。最初のモデルは100Cで、廉価版が101C。以降「MK4」まで改良が続けられた。

 

S-100C.JPG - 9,007BYTES (100C)

  100C  101C  100C MK2  100C MK3  100C MK4

Bその他のモデル
S-260C.JPG - 14,075BYTES  (260C)

   260C  280C  

 S-207D.JPG - 10,528BYTES (270D)

    270D  270C-U  440C 

3.MC型カートリッジ

S-300MC.JPG - 15,867BYTES S-305MCMK2.JPG - 15,019BYTES (左 300MC 右 305MC MK2)

  300MC  305MC  305MC MK2

4.T4Pタイプ
 この規格はテクニクスが提案した規格だった。リニアトラッキング・アームに直結しリード線不要、針圧・オーバハングの調節不要をうたっていた。

@MM型
 規格の提唱元だけに、自社の人気機種205系や100系の技術を引き継ぐモデルも投入した。

S-P202C-1.JPG - 16,033BYTES S-P205CMK3.JPG - 13,780BYTES (左 P202C 右 P205C MK3)

  P23  P202C  P205C MK3

S-EPC-P100CMK4.JPG - 9,887BYTES (P100C MK4)

  H25  P100C MK4  P205C MK4

  P80

AMC型

S-310MC.JPG - 12,620BYTES (310MC)

  310MC  P305MC MK2 

  P310MC2

 

U.昇圧トランス・ヘッドアンプ
 MM型が主力のメーカーであったため、ブランド規模からすれば製品数は少ない。

S-SU-300MC.JPG - 13,769BYTES (SU-300MC)

  (ヘッドアンプ)  SU-300MC

S-SH-305MC.JPG - 17,066BYTES (SH-305MC)

  (トランス)  SH-305MC

 

V.トーンアーム
 ダイレクトドライブのフォノモーターの名門であり、アームはかなり力を入れていた。

S-EAP-99.JPG - 8,622BYTES (EPA-99)

  EPA-99

S-EAP-101S.JPG - 7,876BYTES S-PLUSARM121T.JPG - 8,885BYTES (左 EPA-101S 右 EPA-121T)

  EPA-101S/L/T  EPA-121S/L/T  EPA-102L/T 

S-EAP-100-1.JPG - 23,562BYTES (EPA-100)

  EPA-100

S-EAP-500.JPG - 11,201BYTES (EPA-500)

  EPA-250  EPA-500

S-EAP-100MK2-1.JPG - 13,558BYTES (EPA-100MK2)

  EPA-100MK2
 

W.その他
@ヘッドシェル

Aその他
 クリーナー4点と針圧計、レコード除電器など。


 

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