SUPEX(スペックス)
古くからMC型カートリッジを手がけていたブランド。創業者はグレースの創業者と兄弟の関係にあり、また初期のLINNのMC型カートリッジの受託者でもある。オーソドックスなオルトフォン型のMCを得意としていた。アナログ関連製品は、販売期間が長い製品が多く、途中で値上げされることがしばしばあるが、このブランドは、1990年に製品価格を2倍(一部のアクセサリーでは3倍)近くに値上げした。1995年頃までは販売を続けたが、2000年を迎えることはできなかったようだ。
(ターンテーブルV-500A。ベルトドライブ時代にはターンテーブルも発売していた。)
T.カートリッジ
1.MC型
@SD-600系
1960年代後半の廉価機種。
(SD-600)
ASD-700系
1960年代後半〜1970年代当初の中核モデル。
(SD-700AラボラトリーU)
SD-700A SD-700Aラボラトリー SD-700AラボラトリーU SD-700 TYPEU/E
BSD-800系
高出力タイプ。
(SD-801 EXCEL)
CSD-900系
「光悦」と同様の木製フレームで始まったシリーズ。900がスタンダートタイプで、901が高出力の廉価版。
(SD-901)
(SD-909MarkU)
(SD-920)
DSD-1000系
トランス内蔵による高出力タイプ。
(SD-1000T)
ESDX系
(SDX-1000)
(SDX-1100B)
(SDX-3000)
FSD-300系
(SD-301)
2.MM型
(SM-100MkU)
U.ヘッドアンプ・昇圧トランス
(SDT-55)
(SDT-180)
(SDT-1000)
V.アーム
1970年代初頭に終了。
(6140D)
W.その他
種目別の点数は少ないが、かなり多彩なアクセサリーを手がけていた。なお一部のアクセサリー(シェル等)は「スウィング」のアクサアリーと同一のものと思われる。
Bその他