LOGO.JPG - 26,796BYTES

SONY (ソニー)

【注意事項】

 日本を代表するオーディオマーカー。フィリップスとともにコンパクト・ディスクの規格を提唱し、またいわゆる「ウォークマン」により、ポータブル機器による音楽鑑賞を定着させた。変換器(トランデューサー)メーカーとしては、マイクやヘッドフォンで評価が高い。

 本サイトの本体であるヘッドフォンや規格作成にかかわったCDプレーヤー、伝統的なテープレコーダーなどと比較すると、アナログディスク関連はやや熱心さがない印象があるが、それでも総合・家電系のブランドよりは充実した製品ラインナップを持っていた。

 SONY (ソニー)の製品を以下のように分類する。(この分類は個人的な意見で、メーカーの分類ではありません)

 

T.カートリッジ
 管理人の手元にある資料で最古のものは高出力型MC型カートリッジVC-1500Eであるが、本格的な展開はMM型のXL-15、35、45あたりからか?1970年代後半のシェル一体型カートリッジの流行時に本格的なMC型に進出したのは、他社と同様の流れであった。

1.MM型カートリッジ
 1970年代中盤の主力XL-15、35、45は比較的オーソドックスな製品。シェル一体型の流行期の製品がXL-40など。1980年代はMC型と歩調を合わせるように、コンパクトな製品が主流となった。

S-XL-25.JPG - 12,963BYTES S-XL-45E.JPG - 17,649BYTES (左 XL-25 右 XL-45E)

  XL-15  XL-25  XL-35  XL-45  XL-45E 

S-XL-40.JPG - 8,167BYTES (XL-40)

  XL-40  XL-45U

S-XL-70.JPG - 13,891BYTES  (XL-70)

  XL-30  XL-50  XL-70   

S-XL-MM2.JPG - 9,994BYTES (XL-MM2)

  XL-MM1  XL-MM2 

S-XL-10.JPG - 13,528BYTES (XL-10)

  XL-10 

2.MC型カートリッジ
(1)通常の製品
 空芯8の字コイルが特徴。前半の製品は比較的ガッシリとしたボディの製品だった。最高級は針先一体型ダイヤモンドカンチレバーのXL-88D。後半のXL-MCシリーズでは発電系をコンパクトにまとめ、ユーザーによるユニット交換を実現した。

8.JPG - 7,895BYTES

S-XL-55.JPG - 13,627BYTES  (XL-55)

  XL-55

S-XL-55PRO-1.JPG - 10,786BYTES  (XL-55Pro)

  XL-44  XL-55Pro

S-XL-88D.JPG - 12,308BYTES (XL-88D)

  XL-44L  XL-55U  XL-55ProU  XL-88  XL-88D

S-XL-MC5.JPG - 10,910BYTES S-XL-MC9.JPG - 15,588BYTES (左 XL-MC5 右 XL-MC9)

  XL-MC1  XL-MC3  XL-MC5  XL-MC7  XL-MC9   

  XL-MC1W 

(2)高出力型
 XL型番以前の高出力型MC型がVC-1500EとVS-8E。XL-MC10はXL-MC5などと同じデザインの高出力型。

S-VS-8E.JPG - 15,231BYTES (VS-8E)

  VS-8E

S-VC-1500E-1.JPG - 24,093BYTES (VC-1500E)

  VC-1500E

  XL-MC10 

(3)モノラル用
 1980年代中盤に1機種が確認できた。

  XL-55mono

3.T4P規格カートリッジ
 ソニーも少数のT4P規格カートリッジを販売していた。MM型のXL-300Gと、高出力MC型のXL-MC104P。どちらも入門機クラスだった。

S-XL-MC104P.JPG - 8,425BYTES (XL-MC104P)

  XL-300G    XL-MC104P

 

U.昇圧トランス・ヘッドアンプ
 MC型の昇圧手段としてはヘッドアンプでスタートした。MC型カートリッジXL-55と同時にデビューしたのがHA-55で、廉価版がHA-50。1980年代に入りトランスが主流となる。最高級機XL-88Dにあわせ発売された高級機がHA-T1で、それ以外の機種は手軽なピンプラグ型の製品だった。

S-HA-55.JPG - 12,948BYTES S-HA-T1.JPG - 12,711BYTES S-HA-T10.JPG - 9,824BYTES (左 HA-55 中央 HA-T1 右 HA-T10)

 (ヘッドアンプ) HA-50  HA-55 

  (昇圧トランス) HA-T1  HA-T10  HA-T30  HA-T50

 

V.トーンアーム
 他社よりも早く、1980年代初頭に撤退した。

S-PUA-1500L.JPG - 17,218BYTES S-PUA-9.JPG - 12,163BYTES  (左 PUA-1500L 右 PUA-9)

  PUA-237/286

  PUA-1500S/L   PUA-1600S/L

  PUA-7  PUA-9

 

W.その他
 デザインには定評のあるメーカーであり、シェルの種類は比較的豊富だった。型番は「SH」。その他にはクリーナー4点が確認できた。

@ヘッドシェル

Aクリーナー

 

 

  サイトマップへ

 

inserted by FC2 system